ABOUT

一般社団法人MicroHeritageでは、近現代史に登場するような遺構とは異なり、人々の日常の中にあった建物は遺されることなく解体され、歴史の藻屑として消えていきます。そんな現代に生きる我々が忘れかけている生活に根ざした建物や文化を“小さな文化遺産(=MicroHeritage)”と捉え、次世代に継承していくための事業を行っています。

 小さな文化遺産は都市開発など街がアップグレードされるにつれて、消えていく運命にあります。防災対策などのために街を更新していくことはもちろん不可欠ですが、生活に根ざした建物をただ壊すのではなく、大切なものとして次世代に継承していくことも、社会価値の創出という面では同じぐらい重要なことです。

 建物だけでなく、日本の地方には祭りや風習など、それぞれの地域で育まれてきた豊かな無形文化もあります。これらも人口減少、新たな法制度(過剰な規制)の影響を受けて、徐々に失われ始めています。こういった生活に根ざした文化を何らかの形で継承していく仕組みづくりも、本プロジェクトの主眼の一つです。

 当法人は地域住民や不動産所有者、関係する企業などと連携し、MicroHeritageの発掘と継承に努めていきたいと考えています

代表理事 篠原 匡

代表理事 杉浦正彦

代表理事 四井恵介

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